はじめに
本記事ではGoogle Colaboratory上でLangChainのChat Modelsを使って、LLMで簡単な会話をしていきます。
Google Colaboratoryの使い方がわからない方は、まずこちらの記事をご覧ください。
簡単な会話をしてみる
まずはGoogle Colaboratory上でLangChainとOpenAIをインストールする
!pip install langchain openai
これを実行したら、コメントアウト or 削除して、以下のスクリプトを貼り付けます。
from langchain.chat_models import ChatOpenAI
from langchain.schema import AIMessage, HumanMessage, SystemMessage
chat = ChatOpenAI(model_name='gpt-3.5-turbo', temperature=0, api_key='ここにOpenAIのAPI Keyを貼る')
messages = [
SystemMessage(content="You are a helpful assistant."),
HumanMessage(content="こんにちは!私は田中といいます。"),
SystemMessage(content="こんにちは田中さん!"),
HumanMessage(content="私の名前がわかりますか?")
]
result = chat(messages)
print(result.content)
では実行してみましょう。こんな感じで出力されたら成功です🎉
はい、田中さんとおっしゃっていましたよ。
これは、GPTが会話の内容を記憶し、その会話の中から適切な答えを出力できるというものです。
GPTはHuman Messageから名前が田中ということを覚えていました。なので、私の名前は?という問に対して「田中さん」というキーワードを抽出することができたのです。本当に会話している感覚ですね。
以上、簡単ですが、Google Colaboratory上でLangChainのChat Modelsを使って、LLMで簡単な会話を行う方法でした。